不妊症って何ですか?


堅苦しく書きたくありません。タミマミ風に書き上げたいと思います。
タミマミが長男を授かったのは約4年前です。その4年間で医学は益々
発達したでしょう。手持ちの資料と私の記憶では少々古いかも知れません。
日々、勉強しておかしいところは直していきますので、気が付いた点は
ご連絡くださいね!(平成13年11月)



不妊症とは?

一般的に
結婚して避妊しないで2年間赤ちゃんができないことを言います。避妊しなければ1年以内に80%が、2年以内に90%が妊娠するといいます。最近では1年以内に妊娠できない場合は来院を勧める婦人科もあります。
もちろん2年以上たった後に妊娠する方も沢山います。でも「早く赤ちゃんが欲しい!」と思っている方は、婦人科にも早く診察してもらいましょうね。年齢が若いほど成功率が高いというのが実状でしょうから。
不妊症の割合は
10組に1組(10%)、最近では倍近くいるのではないでしょうか?
風邪と同じように気軽に婦人科に行きましょうね!

妊娠する
ためには


  • 卵巣で卵子が成熟する
  • 排卵される
  • 卵子が卵管に送られる
  • 精子が頚管粘液によって子宮内から卵管に泳いでいける
  • 卵子と精子が卵管で出会い受精卵となる
  • 受精卵が細胞分裂しながら子宮に入る
  • 受精卵が子宮に着床する
    ざっとこんなもんでしょうか?この中の1つでも障害があると妊娠が妨げられてしまいます。(涙)

男の条件

  • 健康な精子が作られること。
  • 膣内に射精できること。
これらに異常があると自然妊娠がむずかしいかも知れません。

女の条件

  • 排卵があること
  • 卵管に異常がないこと
  • 子宮内膜の機能が正常なこと
これらに異常があると自然妊娠がむずかしいかも知れません。

治療するに
あたって


治療は女性だけではできません。
夫婦で仲良く治療しましょうね。だって男性と女性の不妊の原因は半々に近くなりつつあるんだもん。女の人だけに押し付けてはいけません!
と言っても、男性側は女性ほどツライ検査はありません。女の方は大変です。痛い検査・痛い治療に耐えて赤ちゃんが欲しくて頑張るんだもん。この時点で立派な
「母親」ですね!「我が子のためなら!」ですよね。
だんなさんは快く精子の提供をしましょうね!青春時代を思い出しましょう!




自然妊娠するためには・・・

簡単に妊娠できてるかのようで、いくつかのプロセスを乗り越えないと
成り立ちません。ひとつでも欠けると自然妊娠は難しいのです。
それは実に神秘的なことです。
で書かれた点がクリアできていないと、自然妊娠は難しいと思います。
不妊治療法と合わせて作ってみました。(ちょっと汚い〜〜!)




妊娠への過程@ 
膣内に射精する
何百万という数の精子が膣内に放出されます。

精子が子宮に上がってくる
放出された精子は子宮へあがり、卵管を目指します。

成熟卵が排卵される
月に1回卵巣から排卵された卵子は卵管に入り子宮へと進みます。途中、卵管の入り口付近で精子がやっくるのを待ちます。


ここでうまく子宮に精子が到達しにくいとき、精子の数が少ない・運動率が悪いなどという場合は、人工的に精子を子宮内に入れるAIH(人工授精)が行われます。


A
精子と卵子が出会う
精子たちの中では子宮の中で3〜5日生き延びることができるのもいます。この間に出会わなければいけません。
一度に何百万と射精されたうちのたった60個程度の精子しか卵子に到着できません。


精子と卵子が出会えない場合、卵管が詰まっている場合は、卵子を外に取り出して人工的に精子と受精させるIVF(体外受精)が行われます。


B
受精!!
子宮からの長いバトルの末、1個だけが卵膜を破り卵の中に入ることができます。
もうほかの精子が入ってこれないように、卵膜が閉じられます。
卵にもぐり込んだ精子は尾部が取れ、受精が完了!

卵子に精子が入り込めない場合、卵子の中に精子を送り込む、ICSI(顕微受精)が行われます。



C細胞分裂開始!
受精卵は細胞分裂を繰り返します。
IVF(体外受精)では4分割卵を移植します。最近では桑実胚より培養させて胚盤胞にしてから移植するという二段階胚移植法という治療を行っている施設もあります。二段階胚移植法とはその名の通り、受精卵を二段階に分けて移植します。
1回目の移植は通常どおり4分割の受精卵を移植します。そしてその受精卵に、子宮内膜が受精卵を確実に受け取るための準備をさせます。子宮の内膜を整えるだけなので、この場合の移植はグレードが落ちる受精卵でもかまいません。
そして2回目に胚盤胞まで培養したグレードのいい受精卵を移植するのです。滋賀医科大付属病院では75%の確立で成功されているという報告もあります。ですが、卵がたくさんできない人には不向きな治療法です。(最低4個以上)

D
卵管を転がり子宮を目指す
細胞分裂を繰り返しながら卵管を転がり子宮を目指します。
子宮内膜に着地
内膜は受精卵が着床できるように厚くふかふかのベッドを作っています。


着床がうまくいかない人のために、受精卵に穴を開けて着床しやすくするAHA(孵化補助◆アシストハッチング)という治療法があります。





原因として

排卵障害

視床下部から脳下垂体を経て卵巣に伝わり排卵する・・・わかりやすく言うと大脳から命令されて起こるはずの排卵が命令がうまくできず、排卵もうまくいかないことです。
第1度無月経は軽い排卵障害、第2度無月経は重症な排卵障害です。最近ではPCO(多嚢胞性卵巣症候群)という人がかなりいます。これは卵巣の皮膜がかたく無排卵を起こしたりします。
高プロラクチン血症という人もかなりいて、産後出るはずのおっぱいのホルモンが高く生理不順を起こし排卵を抑えてしまいます。
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頚管粘液の異常

排卵期にには精子の通りを助けて子宮に入りやすくするために、
頚管粘液というおりものが多く出ます。頚管粘液は普段は雑菌が入らないように膣の入り口を酸性に保ちますが、精子は酸性に弱いので排卵期にはアルカリ性に変わり子宮へ運びやすくします。
排卵障害に伴って
頚管粘液の異常も多くみられます。頚管粘液の不足は大打撃です。
頚管粘液の検査不妊検査のページへGO!

卵管障害

卵管の炎症が原因でなる卵管閉鎖や卵管癒着、それと卵管狭窄。精子が通って受精したとしても受精卵となって卵管を通れなければ、子宮にくっ付くことができません。
通気・通水・卵管造影不妊検査のページへGO!

着床障害

プロゲステロン(黄体ホルモン)が赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜を厚くします。これが不足してベッドをふかふかに厚くしておかないと、せっかくの受精卵もくっ付いていられず流れてしまいます。高温期の日数が少なかったり、基礎体温のグラフがデコボコしている人は黄体機能不全かも。
子宮の奇形(ハート型)も流産しやすいです。子宮筋腫もできた場所と大きさによっては受精卵の妨げになるでしょう。あと、多いのが
子宮内膜症。良性の腫瘍が卵管や子宮に癒着します。ひどい生理痛の人、要注意。
子宮内膜検査不妊検査のページへGO!

精子の異常

精液
2ml中2000万以上いること、さらにその精子の中の60%は元気に運動していること、以上が理想です。見た目正常な精子でも、受精テストしてみると受精能力があまりなかった、ということもあります。見掛け倒しのハッタリ精子君もいるらしいです。
  • 乏精子症・・・1ml中に精子数が2000万個以下
  • 無精子症・・・精液中に精子がいないもの
  • 精子無力症・・・前進する精子が50%未満、活発な直進運動する精子が25%未満
  • 精子死滅症・・・精液中の精子が死んでいるもの
  • 無精液症・・・精液が放出されないもの
  • 膿精液症・・・精液に白血球が混入しているもの
  • 血精液症・・・精液に血液が混入しているもの
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機能性不妊

夫も妻も何の問題もないのに、妊娠できないことを言います。これも納得いかないですね・・・。
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