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卵巣の病気
卵管炎
卵巣腫瘍
卵巣ガン
卵管炎
〜急性期のうちにしっかり治療を〜
女性性器の炎症の中でも、最も多く発症するのが卵管炎
不妊の原因になる可能性も!
年 代
特にナシ
原 因
大腸菌やブドウ球菌、クラミジア、淋菌、結核菌など。性交や人工中絶、自然流産、出産、避妊具やタンポンの出し忘れなどにより膣から進入。
予 防
急性期のうちに病院へいく。
症 状
いきなり40度近い熱が出る、下腹部痛があるなどの激しい急性期がまず起こり、症状が進むと、嘔吐や冷や汗、子宮からの出血、おりものの増加などの症状があらわれる。こじらせて慢性化すると症状は軽くなり、月経痛や腰痛、下腹部痛を感じる程度になる。慢性化して卵管内が癒着してしまうと卵子や精子が通りにくく不妊の原因になる。
治 療
急性期のうちに菌に合った抗生物質を投与して炎症を鎮める。慢性化してひどい場合は手術して膿を取らなければいけない。
卵巣腫瘍
〜良性なら妊娠できる〜
卵巣はとても腫瘍ができやすい臓器
偶然見つかることが多い
年 代
特にナシ
原 因
特にナシ
予 防
特にナシ
症 状
大きく分けると
嚢腫
と
充実性腫瘍
の2つがある。
嚢腫:ほとんどが良性で卵巣の腫瘍の85%を占める。嚢腫の中には漿液や粘膜、血液、髪の毛、皮下脂肪、歯、骨などが詰まっている。
充実性腫瘍:かたいコブのようなもので、その80%が悪性。
嚢腫にも充実性腫瘍にも良性腫瘍と悪性腫瘍(卵巣ガン)がある。
腫瘍が小さいうちは、全く症状がない。(おりものの変化や月経異常などのサインはかなり大きくなってから)他の病気で受診した際に、偶然発見されることが多い。嚢腫が大きくなると、おなかの圧迫感、腰痛、しこりなどが見つけられる。さらに大きくなると周りの臓器を圧迫して排尿排便がしづらくなったり、足がむくんだりする。
ときには
茎捻転
といって卵管や靭帯がグルッとねじれて、突然激しい吐き気や腹痛が起こり、ショック状態になる場合がある。ねじれたら血液が止まってしまうので手術となる。
治 療
内診や超音波で大きさや位置を確認。腫瘍マーカーという血液検査はかなり有効だが、最終的には手術で腫瘍を取り出し、良性か悪性かを判断する。
明らかに良性の腫瘍と考えられる場合は、嚢腫の部分だけを取ったり、嚢腫の出来た方の卵巣だけを取る手術をする。卵巣が一つ残れば、妊娠は可能。
卵巣ガン
〜早期発見が難しい〜
初期は全く症状のでないやっかいなガン
子宮ガン検診のときに同時に卵巣のチェックも!
年 代
少女から閉経後の女性まで、あらゆる年代。
原 因
特にナシ
予 防
特にナシ
症 状
良性の腫瘍と同じで、小さなうちは全くない。子宮ガンと違い、細胞を取って検査することができないので、どうしても発見が遅れる。
腫瘍が大きくなると、下腹部の不快感や痛み、腰痛などが起きる。少しでも異常を感じたときに受診すれば、この頃には腫瘍を確認できるし、腫瘍マーカーの血液検査も行われる。さらに進むと卵巣嚢腫と同じく、しこりができたり、排便や排尿困難、足のむくみなどが起こり、
茎捻転
が起こることも。卵巣嚢腫にはないガン独特の症状は腹水が溜まりお腹が膨れてくること。
治 療
卵巣ガンと確認されたら、早めの手術をする。卵巣ガンの手術は両方の卵巣と子宮を摘出するのが基本。また周囲の組織にも広がっていたら、その部分も取り去る。術後は再発防止に抗ガン剤の投与。
T期に発見できれば、卵巣と子宮を残し、妊娠も可能。
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